PDFじゃだめなの? 今あらためてデジタルカタログが注目される理由とは

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2019-05-20 2:01 AM

2019-05-20 2:01 AM

 

 

いま注目される紙カタログのデジタル化

商品やサービスの特徴をアピールするツールとして主流なのは、紙のカタログですが、最近では、パソコンやスマートフォンで表示できるデジタルカタログが注目されています。

 

デジタルカタログ自体の歴史は古く、パソコンの普及期には、紙カタログにはない、動画や音楽などをふんだんに取り込める仕組みとして話題になりましたが、広く普及するには至っていません。

しかし、ここ数年、デジタルカタログが改めて見直され、注目されているのです。

 

背景にはふくらみ続ける紙カタログのコストが

 

電子カタログ自体は、決して目新しいものではありませんが、なぜ今注目されているのでしょうか。

 

理由の一つとして、紙カタログのコストが、年々膨らみ続けていることがあります。

 

2018年から2019年にかけて、製紙メーカー各社は印刷用紙を10%~20%値上げし、インキメーカー各社もオフセット印刷用インキの値上げを行ったため、印刷物全般の価格高騰は深刻なものとなっています。

 

また、紙カタログを店頭や消費者に届けるためには輸送する必要があり、重くかさばるため倉庫や営業拠点などの保管場所も必要です。

近年の物流コスト増加により、紙カタログを日本全国に配送するコストも膨らんでいます。

 

印刷費用と物流費用の両方が高騰したことで、紙カタログにかかる費用は大幅に増加し、無視できないレベルになっているのです。

紙カタログのコスト増が営業効率低下に直結している

 

紙カタログには、作成する部数に比例して、印刷費用や物流費用が増加します。

 

発行部数が増えれば連動してコストが増えますが、発行部数を抑えることでコストをおさえることもできます。

 

そのため、増加し続ける紙カタログの作成コストを負担しきれなくなった場合、作成部数を減らしたり、掲載する情報を絞りこんでページ数を削減したりすることで、かかる費用を予算内におさめる対応が取られることあります。

 

しかし、顧客から見れば、いままで手にすることができた紙カタログが入手できなくなったり、掲載されていた情報がなくなっていたりすることは、サービス低下につながります。

 

また、部数が少なくなった紙カタログの在庫数を部門間で調整し、融通するなど、いままではなかった業務が新たに発生し、営業効率も低下していきます。

 

紙カタログの作成コストは今後も増加が見込まれる以上、発行部数の絞り込みは一時的な対処にすぎません。

 

営業効率を維持しながら、紙カタログのコスト増に対応するには、根本的な対策が必要なのです。

紙カタログデータのPDF公開ではなぜダメなのか

紙カタログを補う手段として広く行われているのは、紙カタログのデータをPDF形式で配布する方法です。

電子データには、紙カタログのように印刷部数や配布部数の制約がなく、保管や流通にかかる費用も、ごくわずかです。

 

制作工程がデジタル化された現在では、紙カタログと同時にPDFデータを作成することは難しくないため、インターネットでPDFファイルを公開することは、情報を提供する企業側にとっては、カタログのデジタル化をもっとも簡単に実現できる方法です。

 

しかし、PDFデータの公開は、簡単に実現できる反面で、情報の受け手である顧客によっては、決して使いやすい仕組みであるとはいえません。

 

カタログ電子化に特化した仕組みとして、PDFよりも使いやすいデジタルカタログが注目されています。

 

デジタルカタログとPDFの違い

紙カタログをデジタル化して公開すると言う意味では、PDFとデジタルカタログにはそう違いがないように思えます。

その違いはどこにあるのでしょうか。

デジタルカタログは専用ビューアがいらない

 

デジタルカタログは、専用ビューアが必要ありません。

初期のデジタルカタログは、専用のビューアや、Flash Player や Silverlightなどのプラグインが必要なものが主流でした。

最近では、専用ビューアなどのインストールは不要なデジタルカタログが主流となっています。

 

一方、PDFを表示するには、専用のビューアが必要です。

最も普及しているAdobe 社製のリーダー以外にも、PDFの表示に対応しているアプリが増えています。

PDFは電子文書の標準的な形式と言え、ビューアがすでにインストールされていることから、多くの利用者が表示することができるという大きなメリットです。

その反面で、PDFを表示できるアプリは数多く存在し、同じアプリであってもバージョンが複数存在するため、閲覧する側の環境によって、機能や操作方法が異なるという課題があります。

利用者によって、表示方法や見え方が違うのは、ユーザーサポート面からも大きな不安材料です。

 

デジタルカタログならスピーディーに表示できる

 

デジタルカタログは、スムーズな画面表示が可能です。

ページ数が多いカタログでも、数秒で表示でき、目的のページへのジャンプも可能です。

カタログのようにパラパラとめくって情報を探す目的に特化しているため、立ち上がりが速く、ストレスのない操作が特徴です。

 

一方PDFの場合、まずパソコンやスマートフォンにインストールされているPDFビューアを起動する必要があります。

また、PDFファイルを一旦ダウンロードしてから表示する仕組みのため、表示されるまでには時間がかかります。

表示までに時間がかかると、せっかく商品に興味を持った見込み客を取りこぼす可能性があります。

デジタルカタログとPDFの比較をまとめ

デジタルカタログは、画面表示に特化したスピーディーな操作が特徴で、PDFは印刷物レベルの高品質な表示とコンテンツ作成のしやすさが特徴です。

 

  デジタルカタログ PDF
専用アプリが必要か 不要 PDFビューアが必要
ページが表示されるまでにかかる時間 数秒 数十秒
画面表示のみやすさ 紙感覚で表示し操作できる PDFビューアの機能に依存
印刷物の再現度 画面表示に特化 そのまま印刷できる高品質
コンテンツの作成 専用のツールやノウハウが必要 市販のソフトで作成できる

 

デジタルカタログは、商品のカタログを簡単に確認したいニーズに、PDFはより詳細なデータを求めるニーズに対応できます。

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